元陰キャオタクおじさんの剣禅珍道中

かつて陰キャでオタクだった中年男性が侍を目指し、剣道、坐禅、囲碁、短歌、その他に挑んで痛い目に遭ったり、自分のダメさにがっかりするブログ。

迷走録その6 辿り着いた場所(2020~現在)

居合の会を退会する際に考えた。

やはり自分がやりたいのは剣道だ。

確かに年齢的には厳しい。

だが誰かに勝つためにやっている訳では無い。

もう一度剣道をやってみたい。

だが居合の会で雑用を押し付けられた。

同じような失敗はしたくはない。

もっと気軽に剣道が出来る場所は無いか。

そう考えて色々と検索をした結果、

社会人剣道サークルというものがあると知った。

こちらなら自分のペースで剣道が出来る!

そして仕事が忙しくなったりしつつも、

剣道を続けることが出来るようになった。

亀の歩みで進んでいるため、

ようやく防具を身に着けるまで行き、

級審査はまだまだ遠い道のりだが・・・

 

そして座禅においても今までの失敗を反省して、

居士号や公案修行のカッコよさに捕らわれず、

悟りというものは何だろうと考えた。

こちらも色々と検索をして探してみた。

一旦認識が止み今の様子しかない。

そう気づくことが悟りである。

そう主張している方を発見した。

一般人だが、曹洞宗の寺院で修行した方で、

オンライン坐禅会を開催されていた。

こちらも気軽に自分のペースで修行出来る!

こちらも修行を続けさせていただいている。

悟りを開ける道は遠そうではあるが・・・

 

そしてもう二つずっと考えていたことがあった。

詩と盤面競技である。これらも武士の嗜みだからだが、

詩で感性を鍛えて盤面競技で大局観を養いたい。

そのような実利面も考えてのことだった。

 

詩は川柳か俳句かどっちかをやろうとしたが、

やはり歴史が深く、武将の辞世の句も短歌であり、

さらにサラダ記念日のような現代的なものもあり、

懐が深いということに惹かれて短歌を選択した。

方法としてこちらも今までの反省点から

結社などには参加せず、通信教育という手段を選んだ。

NHK学園で初級コースから開始して実践コースまで進んだ。

 

そして盤面競技は迷うまでも無く囲碁だった。

大河ドラマ真田丸やおんな城主直虎でも

キーアイテムとして描かれており、

さらにヒカルの碁を読んだ世代だったためである。

こちらも方法として色々と検索して調べて、

日本棋院に入会すればテキストによる学習が行えて、

初心者コースから詰碁のテストを通じて、

徐々に級位を上げられるということを知った。

そしてこちらも徐々にステップアップしていき、

現在は囲碁ワールドという雑誌を購読し、

毎月課題を解いて、現在5級の腕前である。

 

色々と迷ったが、ついに仕事と趣味を両立出来る環境に辿り着いた。

だがまだまだスタート地点に立ったばかりである。

私の辿った道はこのブログのタイトルの通り珍道中と言えるのではないか。

恐らくこれからも才能の無さと愚かさを痛感することになることだろう。